みちのく復興事業パートナーズ

これまでの取り組み

南相馬ソーラー・アグリパークへの社員派遣を実施

株式会社損害保険ジャパン(2013年7月〜10月)

[概要]

「東日本大震災復興支援 社員派遣プログラム」は、被災地の復興に取り組むNPO・団体へ、社員を業務として派遣する取り組みです。複数名の社員がチームを組み、2週間現地へと派遣されます。
それを4-5チームがリレーし、約3か月間、派遣先とともに復興に取り組むことになります。ETIC.は「みちのく復興事業パートナーズ」の取り組みの一環として、プログラムのコーディネートをサポートしました。

[派遣先]

2012年には、宮城県石巻市で訪問介護活動を展開している「全国訪問ボランティアナースの会キャンナス 被災者支援チーム東北」へ社員を派遣。2013年に第2弾として実施したのが、福島県の南相馬市で子どもたち向けの体験学習プログラム「グリーンアカデミー」を運営する「南相馬ソーラー・アグリパーク」への社員派遣です。同団体は、本物の太陽光発電所での巡視点検や発電研究などの体験学習を通して、子どもたちの考える力と行動する力を育んでいく事業を行っています。

[派遣人数と内容]

2013年の夏から秋にかけて9名の社員が、この社員派遣プログラムに参加しました。
南相馬ソーラー・アグリパークで行われている「体験学習プログラム」の品質向上に向けて、自社のコールセンターで行っている品質管理チェックを応用し、業務品質のチェック、モニタリングの実施。補助金申請書類の作成作業を通して代表の意思を可視化し現地メンバーに共有、インターンに来ていた地元大学の学生のメンタリング、関連する地域団体との関係作りなどを行いました。

2回目となる今回の派遣で、工夫を加えた点は、Facebookを活用し、「サポート・コミュニティ・グループ」を立ち上げたことです。派遣中の社員が、日々の出来事やサポートが必要なことを投稿し、それをみちのく復興事業パートナーズの連携企業・NPOのメンバーや、昨年の派遣メンバーとも共有し、様々なアドバイスをいただきながら進めていきました。